キリスト教の歴史ストーリー解説{海外の人と接する機会のある人におすすめ}

正墳墓協会

キリスト教について初心者向けに解説
日本人が海外の人と話をするときに比較的宗教に関する知識が足りないと言われることが多いです
今後海外の人と接する機会がある人はこの記事を読んで基礎知識を身につけることができます

この記事はユダヤ教のストーリーの続きとなっています
先にこちらの記事を読まれてから、この記事にもどってくることを
おすすめします

ユダヤ教の歴史ストーリー解説{海外の人と接する機会のある人におすすめ}
ユダヤ教の歴史 主要なイベントをストーリーにそって解説 ユダヤ教に関する基礎知識を身につける 海外の人と接する機会があるひとは要チェック

では解説していきます

マリア

ユダヤ人がローマ帝国に支配されている時代から始まります
(このときは離散前です)
イスラエルに「マリア」という女性がいました(ユダヤ人です)
キリスト教の物語はここからはじまります

受胎告知

受胎告知
マリアのもとに大天使ガブリエルがあらわれ、マリアにこう伝えます
「神の言葉を伝えに来ました」「あなたは子供を妊娠します」
このときマリアは、男性と子供をつくるような行為はしていませんでした
それでも妊娠する?この疑問をガブリエルに伝えました
ガブリエルは言いました
「それでも妊娠します。神の子供だから」
そしてガブリエルは去っていきました
その後、ガブリエルの言葉どおりマリアは妊娠しました
このとき生まれたのが「イエス」という男の子です

イエス:当時はよくある名前で、日本では「太郎」ぐらいのイメージです
イエスという発音は、「Jesus」のヘブライ語発音
「Jesus」を英語で発音すると、ジーザスとなります

イエスの宗教改革

ユダヤ教の特徴として、ユダヤ人は救われるという考えがあります
イエスは、このユダヤ教の教えに疑問を持っていました
「人間はユダヤ人だけじゃない」
「とたえユダヤ人じゃなくても、信じるものは救われるのでは」

信じるものは救われる:これはイエスの言葉が由来

イエスを迫害

「ユダヤ人以外の人も救われる」というイエスの考えはとても愛が深く優しいものです
しかしながらユダヤ教の考えに異論を唱えているとみなされ、イエスは迫害されます
そしてついには友人に裏切られ捕まってしまいます
このとき裏切った友人の名は「ユダ」と言います
最後の晩餐
ユダは最後の晩餐のときに、13番めの席に座ったとされています
このことからキリスト教では、13という数字がとても不吉とされています
つかまってしまったキリストはローマ帝国に引き渡され、他の犯罪者と一緒に処刑されてしまいます
イエスの処刑

イエスの復活

イエスの処刑から3日後のことです
イエスが入っているはずのお墓をみると空っぽになっていました
そして各地でイエスが復活した、奇跡が起こっているという情報が入ってくるようになります

イエスが起こした奇跡(概要)

  • 水とワインに変える
  • パンと魚を増やす
  • 嵐を鎮める
  • 湖の上を歩く
  • 病気を治す(皮膚、出血、盲人)
  • 死人を生き返らせる

キートン様のサイトでくわしく解説されていますので興味ある方はこちらをごらんください

イエス昇天

イエスが復活し各地で奇跡を起こしたあとイエスは天に召されます

このとき人々はこういうようになります
「イエスこそが救世主では」
このときからイエスは、イエスキリストとよばれるようになります
キリストとは「救世主」という意味です
ユダヤ教には、世界の終わりが近づくと救世主があらわれると記述されています
この救世主伝説が、イエスにあてはまるという考え方です

キリスト教の布教

イエスの弟子たちが、イエスの教えを各地に伝えていきます
キリスト教とは、ユダヤ教をベースにキリストの考え(ユダヤ人以外も救われる)を加えたものです
この考えを、イエスの弟子たちが伝えているうちに誰かしらがこの教えをキリスト教徒よぶようになり今日に至ります

キリスト教の迫害

このときも世界の覇権を握っているのはローマ帝国でした
このときのローマ皇帝ネロは、キリスト教信者が増えていくのを脅威ととらえ、キリスト教を迫害します

キリスト教の国教化

ローマ帝国はキリスト教を弾圧していました
しかしながらすでにキリスト教の信者がとても多くなっており、ローマ帝国は「キリスト教を弾圧するのは不可能」と判断します
そしてキリスト教をローマ帝国の国教としました
こうしてキリスト教はヨーロッパ中に広まっていきました

キリスト教のストーリーは、ユダヤ教のストーリーの続きとなっています

  • ユダヤ教のストーリー:天地創造~離散
  • キリスト教のストーリー:天地創造~離散 & マリア~キリスト教の国教化

キリスト教にはユダヤ教の教えとキリスト教独自の教えの2つが共存しています
そのためキリスト教には、聖書も2つあり
ユダヤ教の教えは、旧約聖書に
キリスト教独自の教えは、新約聖書に
キリスト教は、これら旧約聖書と新約聖書の両方で構成されています

ユダヤ教の世界観では、「救世主はまだあらわれていない」という捉え方に対して
キリスト教の世界観では、「イエスこそが救世主」という捉え方としており
ここがポイントになります

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