台湾【子供の名前】台湾ではOKでも日本ではNGの場合もあるので要注意。

子供が驚いている

親が台湾人と日本人の場合、その子供の名前を台湾と日本の役所の両方に届け出る必要があります。
届け出る「漢字」によっては、台湾の役所ではOKでも、日本の役所ではNGとなる場合があります。
この場合、名前をもう一度考え、台湾の役所にもう一度届け出るというハメになることがあります。
このようなことが起こらないようにするために、どのようなことに注意すればよいかについて説明していきます。

子供の名前に使える漢字とは【日本】

▼子供の名前に使える漢字は、法務省で定められています。
https://www.moj.go.jp/MINJI/minji86.html
こちらは一覧表ですので、このようなものがあるということがわかればいいです。
人名用漢字と常用漢字は、子の名に使用することが可能です。

子供の名前に使えるかどうかを確認する方法【日本】

▼検索用のサイトです。
https://houmukyoku.moj.go.jp/KOSEKIMOJIDB/M01.html
条件を入力して使用できる漢字を検索できます。

サイトにアクセスしたときの画面
サイトにアクセスしたときに表示される画面

使い方
①画数を入れる(例:瑞 13画)
②部首を選択する(例:瑞 玉)
③子の名に使える漢字 人名用漢字と常用漢字の両方にチェックを入れる
④検索をクリック

すると下記のような検索結果が表示されます。

検索結果が表示されている
検索結果が表示されます

「瑞」という漢字が表示されているのでこれは使用可能です。

画数や部首は、Googleで検索するといいです。(例 「瑞 部首」で検索)

上記は検索された例です。
下記に検索されなかった例(子供の名前に使えない場合)についても解説します。

「睿」について同じように検索していきます。

入力画面の例
検索条件を入力した画面

①画数を入れる(例:睿 14画)
②部首を選択する(例:睿 目)
③子の名に使える漢字 人名用漢字と常用漢字の両方にチェックを入れる
④検索をクリック

検索結果が表示されている
検索結果として「該当する文字がありません」と表示されます

「該当する文字がありません。」と表示されます。
この場合は、子供の名前に使用することができません。

子供の名前に使用できない理由【日本】

戸籍法で 「子の名には、常用平易な文字を用いなければならない」と定められています。
画数が多い漢字は、平易ではないためNGの場合が多いです。
台湾では繁体字(画数が多い)を使うので、台湾ではOKでも、日本ではNGとなることがあります。
また、「叡」はOKでも、「睿」はNGというパターンもあります。「睿」の方が画数が少なく平易ですが。。。

台湾と日本の両方で使える漢字を考えるのはとても大変です。
発音とかもありますし。そのように努力して考えた名前が子供に使えないということに陥らないように事前に調べておくといいです。

台湾人と日本人の子供を授かる方がこのページを参考にしていただけると幸いです。

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